ボクシング6階級の制覇を成し遂げているマニー・パッキャオ氏は、自身の独自仮想通貨である「PAC」をシンガポールを活動の拠点とする仮想通貨取引所GCOXでIEOすることが判明した。

IEOとはInitial Exchange Offeringの略であり仮想通貨取引所が審査の実施、及び先行販売を行うものである。

取引所が審査と先行販売を行うことで上場トークンの信頼性が高まると同時に、ユーザーは市場で一般販売される前に安い価格でトークンを購入することができる。

仮想通貨取引所GCOXではマニー・パッキャオ氏のようなセレブに特化したプラットフォームを提供しており、慈善活動など仮想通貨による独自の計画が簡単に始められる。

GCOXを使っているセレブはテニスプレイヤーのキャロライン・ウォズニアッキ氏、アブダビの王族のカリッド・ビン・スルタン・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーンなど多数存在している。

フィリピン出身のマニー・パッキャオ氏は元々独自仮想通貨「PAC」を出すことを発表しており、9月にマニラで開催した無料コンサートイベント上で自身のアルバムと共にその内容を伝えていた。

パッキャオ氏が独自仮想通貨「PAC」を使ってやることはソーシャルアプリのAcclaimでの交流で、ファンはライブ配信などが見られたり、サインやオフ会イベントのチケットを購入したりすることが出来る。

なおGCOX社のCEOを務めるJeffrey Lin氏によると、「PAC」はブロックチェーン技術とファン文化を掛け合わせた初めての仮想通貨であると説明。

パッキャオ氏のファンにとっては独自通貨の「PAC」を持つだけでも嬉しいだろうし、仮想通貨と有名人のファンを繋げる動きはこれからより盛り上がっていくだろう。