LINEの仮想通貨取引サービス「BITMAX」が26日にiOS版でもサービス提供を開始した。

17日に先行して提供したAndroid端末向けサービスに引き続いての提供となる。

取り扱い通貨はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5種類を取り扱う。

日本円の入出金についてはLINE Payと連携しており、LINE Payで本人確認済みの場合は、BITMAXでの本人確認手続きを短縮できるという。

日本円を入金する場合にはBITMAXのページから、LINE Payのパスワードを入力し、BITMAXに入金のリクエストを行うとしている。

利用する側のメリットとして、複数のアカウントを作る必要がなく、LINE一本に集約化できるため利便性が高く、さらにLINE Payでの決済においてキャッシュバックで返金された分を仮想通貨購入に割り当てるなどのメリットもある。

LINEユーザーからしてみれば、わざわざ仮想通貨取引所のアカウントを作らずとも取引ができるため、今まで他の取引所で利用していた投資家がBITMAXに鞍替えしていく投資家も多いことだろう。

なお、日米を除いたグローバルな地域において、LINEが2018年7月16日から展開している仮想通貨交換所「BITBOX」とは別サービスとなる。

また、BITBOXでは対応しているLINEトークンエコノミー専用トークン「LINK」については、BITMAXでは現時点で取り扱わないとしている。

LINEが提供する仮想通貨サービスには多くの投資家から期待が集まっており、今後の同社の動向には引き続き注視していきたい。

参考:BITMAX(twitter)