仮想通貨取引に対し、徐々に市場に知られるようになっている中、あるデータが発表されたことで注目されている。

Holdcalc.comの統計データによればビットコインは誕生以来98.2%、利益をもたらしている。

2009年に仮想通貨が生まれてから3830日となっており、そのうち3671日でビットコインを買えば、現在儲けが出ていることになる。

ビットコインの話題として特に注目されたのが、仮想通貨バブルとも言われた2017年。

その時はある程度世間に認知を与えることとなったが、それ以前には仮想通貨の存在すら知られていないのが現状だった。

ビットコインの存在をいち早く知り、将来性を見抜いた者についてその恩恵を受けることになり、ビットコインで有名なロジャーバーなどもその一人とも言える。

では利益が出ていなかった期間があったのかについて159日あり、ビットコインが過去最高の2万ドルをつけた2017年12月のほぼすべてと2018年1月のほぼすべてとだ。またビットコインが1万1170ドル~1万2907ドルで推移した今年6月25日~29日も出ていないと言う。

長期的なスパンとして今回のデータを元にビットコイン保有はポジティブであるとも言える。

市場に対し予測している仮想通貨アナリスト、さらに投資家からの先見的な助言、見方により先行きに対する動向や将来に対する保有し続けていいかについての判断以外にこのようなデータに基づく判断は説得力をもたらす。

長期的保有を心がけ、日本において今後消費税増税に伴い、どのような資産形成するべきなのか人々が求めている中で、仮想通貨保有に対して希望をもたらした今回の発表。

ビットコイン保有に対し、否定的な見方をしている方に説得を与え、さらに投機的な流れと判断している人にとっても方向転換するきっかけとなったことだろう。売買取引をする以外にも保有し続けることでも利益を得られる市場だ。

参考:99bitcoins