仮想通貨(暗号資産)市場が回復傾向に向かっている中、今後も期待できる分野として仮想通貨ATMがある。
仮想通貨ATMに関するデータを公開しているCoinATMRaderによれば、世界に設置されている仮想通貨ATMの設置台数は5,000台を突破した。
国や地域別で見る場合、最も仮想通貨ATMが設置されている国は米国となっており、その台数は3,229台となっている。次点はカナダとなっており687台となっている。
メーカーランキングを見た場合に、最も多いメーカーはGeneral Bytesが最も多く、次にGenesis coin、Lamasuuと続いている。
以前はGenesis coinがトップを維持していたが、最近のデータによればGeneral Bytesがトップになったことから、仮想通貨市場が活気を見せている中、仮想通貨ATMにおいても競争が始まっているとも言えるだろう。
気になるのが日本の仮想通貨ATMの設置状況だが、CoinATMRaderに登録している合計数は3台となっており、東京を中心として設置されているが、それ以外にも実際には多くの仮想通貨ATMが設置されていると言う。東京の首都圏だけに限らず、関西圏、南は鹿児島県にても設置されているのが報告されている。
国内における外国人観光客、インバウンド効果や仮想通貨市場の活性化によって今後も増加傾向になる見込みになる考えられる。
仮想通貨ATMがさらに設置されれば、その分ビットコインなどの仮想通貨が取引も活発になっていくことだろう。