ヤフーの子会社であるZコーポレーションが出資しているTaoTaoが仮想通貨取引を5月30日に開始すると発表した。

現在同社が予定している現物取引はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)で証拠金取引はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、そしてビットコインキャッシュ(BCH)となっている。

ヤフーは昨年4月に、子会社のZコーポレーションを通じ、ビットアルゴ取引所東京の株式40%を取得することを発表したことでも話題となった。

TaoTaoが進出する事で今後交換業者同士の競争がさらに激しくなる以外にも交換業者に対し割安に取引ができる仮想通貨取引アプリも出てきている事から業界全体としてさらに競争が激しくなると見られる。

現在、仮想通貨市場が勢いを増してきており、新たに仮想通貨投資を始めようとしている人々をどう囲い込むのかが焦点となる。

その点、ヤフーは現状が提供している同社が抱えるインターネットサービスを通じ、どのようにアピールしていくかが注目とも言える。

日本の交換業者の裏には大企業がついているケースも多く、SBIバーチャルカレンシーズにはSBI、コインチェックにはマネックス、DMMBitcoinにはDMM、そしてGMOコインにはGMOとなっている。

TaoTaoが本格的にサービスを展開する事に日本での仮想通貨取引はさらに活発していくことも考えられ、あらゆる人々が始めようと思うきっかけになることから、日本の仮想通貨市場もさらに活性化していくだろう。