ビットコイン(BTC)価格が上昇したことで投資家に期待感がありつつも、今後さらに価格が上がるのはどのタイミングなのか関心を集めている。

そんな中、仮想通貨投資会社BKCMの創業者であるブライアン・ケリー氏が米経済番組CNBCに出演し、次回の上昇要因となるきっかけとして2020年の半減期が重要になるのではとの見解を示した。

ケリー氏自身、以前からビットコインに対し強気な姿勢を崩さずにいる一人として知られているが、半減期についてビットコインの供給量が半分にカットされることと説明、さらに歴史的にも半減期の1年前から1年後までビットコインが上昇していることを指摘した。

現在のビットコイン取引を承認するマイナーに対する報酬は、21万ブロックごとに半減され、1ブロックあたり報酬50BTCで開始し、これまで2回半減が行われている。

現在の報酬は12.5BTCとなっており、次期半減した報酬6.25BTCになる時期は今のところ、2020年5月22日と推定されている。

ケリー氏は、ビットコイン供給量が減少するだけでなく、仮想通貨の普及も広がりが進み、今後さらに需要が高まることで上昇すると見ている。

現在、ビットコインに限らず仮想通貨全般に渡り、法定通貨の代替手段、さらに通貨危機の避難先としても最近多くの人々が購入に進んでいっている。

さらにインフラ整備も徐々に整えられもおり、国ごとに暗号資産ルールもある程度出来上がりつつあることから、今後もビットコインは安定的に上昇していく事だろう。

ビットコインは過去に比べ、マイナス要因が出てきたとしても早い段階で回復していることから、ビットコインに関心のある人々はさらに強気派の人々の声に耳を傾けやすくもなっていくことだろう。

参考:CNBC