暗号通貨リップル(XRP)とライトコイン(LTC)の価格に連動した上場取引型金融商品(Exchange-Traded Product:ETP)が、ドイツ大手証券取引所のBorse Stuttgart取引所の子会社であるスウェーデンのNordic Growth Marketで公開された。
スウェーデンの首都ストックホルムに本拠を置くXBTプロバイダーは、ビットコイン関連のETPがナスダックのストックホルム証券取引所で活躍した2015年以来、暗号通貨の価格に連動した一連の投資商品を発売してきた。
その後、イーサリアム(ETH)の価格に連動した同様の商品、およびイーサリアムネットワーク固有の暗号通貨をデビューさせた。
一連の商品の背後にあるアイデアは、実際に暗号通貨を直接購入することなく、暗号通貨へのエクスポージャーを得るための手段を投資家に提供することが重要だという。
XBTプロバイダーの親会社CoinSharesのCEOであるRyan Radloff氏は発表の中で以下のように述べた。
「取引に興味があり、すでにAvanzaやNordnetなどのブローカーに口座を持っていても、規制されていない新しい暗号通貨取引所で新しい口座を開設する気にはならない投資家のためにこの商品を取扱います。」
「これは、この資産クラス(暗号通貨)を中心としたインフラストラクチャの専門化におけるもう1つの重要なステップです。」
今日までに、XBTプロバイダは8つのそのような製品を発行している。
XRPに関連付けられているETPの上場は今週2回目になった。今月2日にスイスの主要証券取引所であるSIXは、Amun AGが開発したETPが投資家に公開している。
参考:CoinDesk