ビットコインに対し強気な姿勢をとり続けている、著名投資家のティム・ドレイパー氏がさらに大胆な予想を動画サイトYouTubeに投稿した。

同氏は「ビットコインが法定通貨より価値のあるものだと確信している」と主張している。

具体的には「現在、世界に約100兆ドル相当の法定通貨が存在しており、法定通貨の質は悪い」と指摘する以外に「法定通貨は政治的関係が強く、政党や官僚がそれらを管理している」と指摘している。

また、優秀で賢いエンジニアたちが仮想通貨の開発に取り組んでおり、ある時点においてビットコインが法定通貨よりも価値のあるものになると信じていると自身の思いも語っている。

詳しい時期についてはいつになるかは言及していないが、最終的にビットコイン価格は400万ドル(約4.4億円)になると総合的な判断で示している。

ドレイパー氏が言われている額に到達するのであれば、今の価格からおよそ1,000倍近くに上昇する事になる。

巨額な時価総額になることについて同じビットコイン強気派である、ジョン・マカフィー氏がビットコイン価格は1億円に達するとの発言を過去していることによって、当時多くの人々が衝撃を受けたにも関わらず、今回のドレイパー氏はその額を大きく上回る事になる。

マカフィー氏とドレイパー氏の違いはドレイパー氏が様々な政府の要人と交わっている事だ。

特に最近では通貨危機に陥っている南米アルゼンチンのマクリ大統領と意見交換をし、ビットコインの重要性や経済の立て直しについてもアドバイスをしたことでも知られている。

ドレイパー氏の発言はビットコイン愛好家に対しては好感を得ているが、今後国ごとにどのように対応していくのか利用者は動向に注意しておく必要があるだろう。

参考:Smartereum