ブロックチェーン関連企業のビットフューリーが、自身のブログにて米国決済サービス企業であるHadePay(ヘイドペイ)と提携した事を発表した。

これにより加盟店によるライトニングネットワークでの決済受付への対応を開始、ビットコインでの決済分野に活路が見いだされることになった。

ビットフューリーはLightning Peach APIを提供しており、ヘイドペイが実装する事でビットコイン取引の決済スピードが速く、手数料が安くなると言う。

ヘイドペイのCEOであるブライアン・ニコールズ氏によれば、今回の実装によりビットコインの支払いが法定通貨と同じくらいに便利なものとなり、商業分野での普及がさらに進むとの見方を示している。

ヘイドペイは現在決済サービス企業として小売店に対し、12種類の仮想通貨や法定通貨での支払い、さらにペイパルやペンモなどのサービスを介した決済を提供している。

最近、ライトニングネットワークによりビットコインによる取引スピードの改善や手数料高騰の問題だけに限らず、少額決済分野を可能とする事で、ビットコインが身近に使われていく環境が整えられてきている事もあり、ビットコインだけに限らずアルトコインも含め時価総額が上昇してきている。

投機だけで仮想通貨が使われることなく、身近な生活においてビットコインが通貨としての役目をしていくのであれば、認知度が高まることでより多くの関心を集めることだろう。

参考:Bitfury