インド経営大学院(IIMs)のCalcuttaと、インドの若きタレントのキャリアを育てるプラットフォームを展開するTalentSpiritは、共同でフィンテックとブロックチェーンの技術を使った先進的なプログラムを提供することを発表した。26日、現地ニュースメディアのThe Asian Ageが報じた。

今年5月の開始が予定されている同プログラムは、金融関連技術の成長や、銀行と金融のエコシステムに影響を与える可能性のある人材を教育することを目的としており、管理および金融の専門家を対象としている。

プログラムディレクターであるIndranil Bose教授は、次のように述べた。

「銀行および金融関連の大多数の企業は、“技術力の欠如”が彼らの将来に対する実存的脅威であると考えております。同プログラムは、今後数年間で2000名のフィンテックプロフェッショナルを準備する目標です。」

同プログラムは、IIM CalcuttaとTalentSpiritのホームページで募集される。TalentSpiritはこのプロセスを監督し、プロジェクト提供のためにプラットフォームを展開する予定となっている。

また、全国にある20のインドの管理協会のうちの1つであるIIM Calcuttaは、インドの最初の首相Jawaharlal Nehru氏のイニシアチブによって設立され、インドの人的資源開発大臣が率いるIIM評議会によって運営されている。

TalentSprintの共同創設者で最高経営責任者であるSantanu Paul博士は、次のように述べた。

「フィンテックは新しいEコマースだと言われています。現在のフィンテックの成長率は驚異的であり、インドの多額の資金がこの分野を積極的に追いかけています。私たちは、この世界クラスのプログラムを市場に提供するために、IIM Calcuttaと提携することを非常に嬉しく思います。革新的なカリキュラムとネットワーキングの機会を備えたこのプログラムが、将来のフィンテックプロフェッショナル達の出発点として役立つと私たちは信じています。」

参考:The Asian Age