BCCC(ブロックチェーン推進協会)は15日、新たに36社が加わり加盟企業・団体が270社になりまた、日本円の為替レートに連動した仮想通貨ZEN(ゼン)の第二フェーズを年内に行うことを発表した。

この社会実験には、仮想通貨交換業者であるビットポイントジャパンも参加しており、同交換業者にてもZENが取り扱われることも考えられる。

ZENは企業における仮想通貨利用を促進するために同協会によって開発が進められているもので、1ZENを1円にて常に買い入れることで、1ZEN=1円の為替を安定させる仕組みを取っている。

既にZENは2017年に発表されており、同年7月から11月にかけてテックビューロなどが参加して社会実験を行っている。

第二フェーズではテックビューロの仮想通貨取引所であるZaifを引き継いだフィスコ仮想通貨取引所に加えてビットポイントが参加することでさらに本格的に動き出すと期待されている。

また、BCCCはZENとは別に新たにゲーム部会を設立することも発表しており、今年3月の開始を目指している。

分散型アプリケーション(DApps)によるブロックチェーンゲームが注目を浴びていることもあり、日本でもゲーム業界がブロックチェーンゲームにシフトしてくるのではと市場が見ていることもあって、いち早く先手を打ちたいところだろう。BCCCとしては今後さらに仮想通貨が日本社会に浸透していくよう活動していくと見られる。

参考:BCCC(ブロックチェーン推進協会)