来年1月17日～18日に米サンフランシスコにて行われるトロン（TRX）の世界的サミット「niTROn SUMMIT 2019」に元NBA選手のコービー・ブライアント氏がゲストスピーカーとして登壇する事が明らかとなった。

ブライアント氏は現役時代NBAにてロサンゼルス・レイカーズに20年間所属しており、NBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBA記録となる18年連続オールスターゲームに選出され、歴代最多となるオールスターMVP4回に輝くほか、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持ち、NBAのレジェンドとして今もなおその人気は色あせない。

また、ブライアント氏は親日でも知られており、彼の名前のコービーは同氏の父親が神戸に訪れた時に神戸牛があまりにも美味しかったことから、神戸牛の神戸（Kobe）から名付けられた逸話もよく知られている。

そのスーパースターがトロンのサミットに登壇することが決定したことで、サミットには多くの人から注目されつつ、今でも継続しているファンにとっては彼のコメントに注目したいと思っているはずだ。

ブライアント氏はサミットにて業界の将来を担う若いリーダーや起業家に対し刺激を与えるために彼自身の経験や考えを語る予定としており、仮想通貨のトロン（TRX）に興味がない人でも彼の発言からどんな言葉が出るのか注目したいだろう。

トロン創設者であるジャスティン・サン氏は、ブライアント氏のファンであり、同氏の偉大なスピーチを聴けることを楽しみにしているとコメントしている。

最近、トロンは一般の人でも手軽に使えるようにと市場改革をしており、DApps開発促進に向けた支援プログラムTRON ACCELERATORを発表、さらに中国検索エンジン大手であるBaiduとの提携、DAppsゲームのリリースなど、様々なサービスも開始している。

今回のブライアント氏の登壇により、トロンの知名度のアップが更に加速することには間違いないだろう。