大手仮想通貨取引所であるBinance(バイナンス)、Coinbase(コインベース)がそれぞれ海外に事業を拡大してきている。

バイナンスは東アフリカのウガンダにてバイナンス・ウガンダを開始し、コインベースはアイルランドの首都ダブリンにオフィスを開設した。

バイナンス・ウガンダのプレスリリースによれば、新しい取引所は仮想通貨と法定通貨の両方を取引することが可能だという。17日から正式にウガンダ・シリング(UGX)の入出金の受付が開始される。

KYC(顧客確認)はすでに始まっており、これからウガンダに定着する取引所として発展していくことだろう。

現在ではウガンダ・シリングと取引可能なのはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のみとなっているが、今後はペアを増やす予定としている。

ウガンダ銀行は以前、仮想通貨はリスクがあると投資家に対し警告をしていたが、政府としてはブロックチェーン技術自体には強く関心を示しており、厳しい規制は回避されそうだ。

今年9月にはバイナンスはシンガポールにて、シンガポールドル(SGD)をサポートした仮想通貨取引所のβ版を間もなくリリースするとして世界各地にて実績を積み重ねている。

日本の金融庁はバイナンスに対して警告を発しているが、世界各地にて実績が積み上がっていけば、バイナンスの創業者でありCEOのジャオ・チャンポン(CZ)氏が、再度金融庁に対してアプローチをすることも考えられる。

バイナンスが得た経験やノウハウはシンガポールに取引所を展開し始めたLINE(BITBOX)にとっても参考になるだろう。

一方、コインベースは新しいオフィスをアイルランドの首都ダブリンに設立する予定で、その理由として欧州諸国の需要増加だけに限らず、イギリスがEUから脱退する際の混乱に備えるとしている。

これら2つの取引所によって仮想通貨取引ネットワークは世界的に広がっていくことだろう。

参考:Binance Uganda, The Guardian