ブロックドットワンのダニエル・ラリマーCTOが分散型アプリケーション(Dapps)用のEOSIOプラットフォーム・アーキテクチャの最新版であるEOSIO Dawn4.0のリリースを発表しました。

この発表によって仮想通貨相場全体的に下落している中でも、EOSが好感を得て価格上昇をしました。

4月6日に前回のバージョンであるDawn3.0がリリースされてから1ヶ月の間、ラリマー氏によれば、この4.0アップデートには多数の新機能とガイドラインが含まれており、Dawn4.0のブロックチェーン通信によって、異なるブロックチェーン上での実行中のアプリケーションが、独立したハードウェアで実行中の独立したメモリ領域を持つ複数のチェーン間にてお互いに未使用のRAMを獲得できるようになると言います。

そのことから、ブロックドットワンは複数のチェーンを使用するアプローチで全体的にコストを削減し、素早いスケーリングができることから、多くのアプリケーションが複数チェーンのアプローチを好むであろうと予測しています。

今、世界中の数々のブロックチェーン技術が既存のシステムで使われ始めている事で今後互換性の問題が出てくるであろうと言う事から、EOSはこの先々問題になろうとしていることに対しても対処する事ができるでしょう。

Dawn4.0はユーザ間での未使用RAMの共有を促進させようとしており、EOSISではRAMの需要が増大することが予測されるため、価格は自動的に上昇し、システムがRAM不足になる前に価格がほぼ無限大になることから、RAMに対しての今後のあり方についても見方が変わってくると思われます。

完全版のリリースが6月に迎えることから、仮想通貨市場も大幅に変化してくることも考えられます。

参考:Medium