米大手メディアのプレイボーイエンタープライズは14日、同社が運営するオンラインメディア、デジタルおよびカジュアルゲーム業界全体でいくつかの仮想通貨をサポートするウォレットを開発していることを発表しました。
まずは2018年内にPlayboy.TVにウォレットを導入。また、対応するコンテンツでは仮想通貨で利用料を支払うことが可能になります。この中でもVice Industry Token(VIT)の受け入れに力を入れており、VITと統合することで、閲覧者はPlayboy.TVのオリジナルのコンテンツを見るだけでトークンを獲得することができ、コンテンツへのコメントや投票も可能になるとのことです。
プレイボーイエンタープライズのCCO(チーフ・コマーシャル・オフィサー)である、Reena Patel氏は以下のように述べています。
「Playboyのデジタルプラットフォームに加えて、世界中で代替支払い方法の人気が高まっており、毎月1億人のユーザーに対して支払いの柔軟性を高めることが重要だと感じました。」
プレイボーイと言えばアダルトなイメージが日本では先行していますが、男性諸君にとっては重要なメディアの一つではないでしょうか?こういったコンテンツに仮想通貨が利用されることが一般普及に向けて大きな原動力となると考えられます。
支払いの際にクレジットカードなどの使用をためらわれるアダルトコンテンツですが、閲覧する際に専用のトークンなどがあれば、より一層使われていくとも考えられます。また、昨今では無料アダルト動画サイトが乱立しておりますが、マルウェア感染などのリスクから懸念も強まっています。プレイボーイなど、優良なメディアがお手本となり、今後、日本でも仮想通貨決済対応のアダルトコンテンツが発展されることが期待されます。