DMM.comが、仮想通貨のマイニング(採掘)に使用するマイニングマシンの研究・開発チーム「DMMマイニングラボ」を設立したことを発表しました。

DMMマイニングラボは、仮想通貨のマイニングに使用するマシンの研究や、メンテナンスのプロフェッショナル達が日々研究を重ねながら、マシンセッティングのチューニングを行い、最大限のハッシュパワーを追求するとしています。

また、仮想通貨の種類(ビットコインやイーサリアムなど)によってマイニングマシンを使い分ける必要がありますが、これらに対応する多くの種類のマイニングマシンのハッシュパワーと電力の最適化を図る研究をしており、1台あたりのマイニングマシンのハッシュパワーを高めることを目的としています。

これにより今後、DMMが展開を予定しているクラウドマイニング事業に参加する投資家と共通の利益にも繋がると見込んでいます。また、既存のマシンだけではなく、DMM独自のマイニングマシンの開発製造も視野に入れています。

DMMマイニングラボでは、さまざまな企業・研究機関との提携により新技術を積極的に採用していくとともに、大手メーカーとの協同で発売前のマイニングマシンのサンプルを試用をする準備もしています。

DMMグループでは、大規模なマイニングファームの運営も予定しており、2017年9月にDMM POOLを世界規模で展開していくことを発表したばかりです。このDMM POOLは2018年中に世界トップ10の規模での運営を目指しています。