テックビューロが手がけるICOソリューションの「COMSA」。一号案件として、COMSA自身のICOを行い、10月27日には国内最大となる資金調達額100億円を突破し、世界規模で注目されています。

COMSAでのICO案件として「プレミアムウォーターホールディングス」の予定やメタップスの時間取引所「タイムバンク」がICOを検討するなど話題となっていますが、新たに3件のICO予定が発表されました。

今回発表されたのは、太陽光発電など再生可能エネルギーの分野を得意とする「Looop」と、マイニング専用コンテナや、マイニングプール、クラウドマイニングサービスなど、マイニングソリューションを提供する「クリプトマイニングジャパン」、米カリフォルニア州を拠点とする「CYBERLAB 9」の手がけるVR(仮想現実)世界の開発フレームワークを提供するプロジェクト「VERSES」の3件です。

さらに、LooopとクリプトマイニングジャパンはICOだけでなく、テックビューロと業務提携をし、マイニング事業を行います。

具体的には、テックビューロが持つ仮想通貨取引所としてのノウハウと、Looopの持つ再生可能エネルギーを活用した電力供給、クリプトマイニングジャパンが持つマイニング技術を持ち寄り、世界レベルでのマイニング事業を行っていくとしています。

2日の発表では、テックビューロはブロックチェーン企業として国内初となる銀行からの直接投資を受け、新生銀行から5,250万円、オウケイウェイヴからは3,500万円の資金調達をしました。これでテックビューロ創業以来、累積資金調達額は25億2,000万円になります。

また、今回出資したオウケイウェイヴも仮想通貨関連事業の展開を進めていて、これも注目されています。

取引所からブロックチェーン開発、ICOソリューションからマイニングまで、仮想通貨関連事業で幅広く活動するテックビューロの動向に期待が高まっています。

参考:COMSA