あと2日に迫ったビットコインキャッシュの誕生。中国の一部の取引所ではすでにIOUとして取引がされているが、この価格をそのまま鵜呑みにするのはあまりオススメできない。

まず、IOUは仮想通貨ではなく、トークンでもないことを理解しておきたい。簡単に言ってしまえば、先物のようなものだ。そのため、現在の相場をあてにするのは安易な考えかもしれない。おそらく、取引所で売買されるなど需要が高まれば値は付くだろうし、その逆もまたしかりだ。

中国の取引所ViaBTCでは現在1BCC/3万5,000円ほどを推移している。これが、今後価値を見出されることになるだろうか。米国の取引所などでは、取り扱わない方針のところが多く見られる。NYA(ニューヨーク協定)によってBIP91(Segwit2x)の案が多くの支持を集め、これが採用されたという点が多いかと考えられる。

また、中国のマイニング企業Bitmainのジハン・ウー氏がビットコインキャッシュについて消極的な発言をしたことも影響があるだろうか。しかし、取引所のアナウンスを確認する限りではビットコイン分岐後に同量のビットコインキャッシュを配布するといった内容のものもあり、日本国内や韓国・中国などアジア圏では比較的サポートされているように見られる。

さて、このビットコインキャッシュだが、いくらほどの値が付くだろうか。今取引されている価格はあてにならないことを考慮すれば、売りが殺到することが予測される。しかし、買い手がいるかというとおそらく少数派だろう。そのため、仮に安値で取引をされれば今後の上昇を見込んで長期保有目的で買い集める側と、すぐにでも売却してビットコイン、もしくはアルトコインに買い替える側に分かれるとの見方もされる。

どちらが正解か、その時にならないと現状では断定できないが、もしビットコインキャッシュを短期でトレードしようという場合にはボラティリティが高くなるとの予測も強いので、十分に注意が必要だ。今後、各取引所から新しいアナウンスがされる可能性もあるので、このあたりの動向には注目していきたい。