イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏がTwitterフォロワーに対して質問を投げかけた。「あなたが2035年に目を覚まし、世界のすべての取引と貯蓄の80%がETHではない1つの通貨で行われています。どちらにしますか?」
質問の意図としてはイーサリアムファンがイーサリアムを除きどの通貨を重視しているかを問うているように見られるこの質問。アンケートは2度に渡り行われ、1度目でBTC、USD、SOL、ADAの4つ、2度目にはTRON、BNB、CNY、NEOの4つが選出された。1度目の投票は600,697票が集まり、最多得票はADA、2度目の投票は358,743票が集まり、Tronに最多得票が集まった。
現在主要な法定通貨となるUSDやCNYはそれぞれのアンケートで互いに4位となっており、多くの暗号通貨ファンが2035年には法定通貨の代わりに暗号通貨を使用していると予測していることが明らかとなった。
また、このアンケートに含まれなかった暗号通貨もブテリン氏のフォロワーからはいくつか候補があがっており、XRP、DOGE、SHIB、DOTなどがコミュニティから推奨されている。
一方、あくまで今回のアンケート結果はブテリン氏とその周辺の一部分の特定のコミュニティ間での限定された人気を反映しているものであり、現実の世界でのものとは関係がないとする声もある。ただし、バンク・オブ・アメリカはSOLがETHの市場シェアを奪う可能性があるとリポートを出しており、ビットコイントレーダーであるTone Vays氏は今回のアンケートについて「ブテリンは新しい仕事を探しているのでしょうか?」と疑問を投げかけた。