米仮想通貨取引所のCoinbaseは、自社のプラットフォームにXRPを上場し、Coinbaseの顧客は時価総額で世界第3位を誇る仮想通貨にアクセスが可能となった。

Coinbaseはすでにビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、USDコイン(USDC)、ジーキャッシュ(ZEC)、Basic Attention Token(BAT)、0x(ZRX)、およびビットコインキャッシュSV(BSV)の引き出しを提供している。

そして2月28日、CoinbaseはCoinbase.comと、AndroidおよびiOSアプリにてXRPの追加を発表した。

まずはCoinbaseProのプラットフォームでの取引のみだったが、1日にCoinbaseは公式ブログで「Coinbaseの全ての顧客は、XRPの購入、販売、変換、送信、受信、または保管できるようになりました。インバウンドでの移動や多くの送信にはXRP宛先タグの指定が必要ですのでご了承ください。」と発表し、一般投資家向けのプラットフォームでもサポートを開始したことを明らかにした。

これにより、ほぼ全てのCoinbaseの顧客はXRPへのアクセスが可能となったが、イギリスとニューヨーク州はまだ対応しておらず、XRPの購入および取引はできない。

仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)のデータによれば、XRPの価格は2月25日にCoinbase Proへの上場が発表された後、30分で0.34ドルまで達した。今後Coinbaseでの取引が本格化された際の価格動向が注目される。

参考:Coinbase Blog