HipHopミュージシャンのKanye West(カニエ・ウェスト)氏の妻であり、Instagramで1億1,000万超のフォロワーを抱えるスター、Kim Kardashian(キム・カーダシアン)氏は29日、ロサンゼルスで行われた国際ポーカートーナメントにて初めてビットコイン(BTC)を手にしたことを明かした。30日、カーダシアン氏のInstagramで明かされた。
そのビットコインは大手ブロックチェーン企業「Bloq」の共同設立者兼会長であるMatthew Roszak氏から贈られたもので、Roszak氏も自身のTwitterにてカーダシアン氏にビットコインをプレゼントしたことを明かした。
Roszak氏は、カーダシアン氏がもし「KardashianCoin」なるものを発行でもすれば、自分の経済圏を構築することができることを説明した。今は資産をトークン化することが簡単にでき、近年はウォレットや取引所といったユーザーインターフェースが改善されていることを指摘し、採用を促進させるだろうと説明した。
カーダシアン氏は今年5月、「CFDA・ファッション・アワード」初の「インフルエンサー・アワード」に選ばれた。CFDAのメンバーであるTommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)氏は、彼女の影響力について以下のように語っている。
「キムは世界で最も重要で強力なインフルエンサーだ。彼女の影響力は自分のブランドをはるかに超えている。彼女がブランドを身に着けたり、(SNS)投稿したり話したりする度に、すぐに大きな注目が集まり売上にも変化をもたらす。」
世界的に有名なファッションデザイナーであるヒルフィガー氏にここまで言わせたカーダシアン氏の影響力を持ってさえすれば、自身のトークン発行で多くの支持を集める可能性も無きにしもあらず。また、彼女の人気にあやかりたいとトークンを発行する企業や団体が広告塔として起用することも考えられる。
カーダシアン氏は手にしたビットコインをすぐに手放すだろうか?それともホールドするだろうか?話題性に事欠かない彼女、今後の動向から目が離せない。