26日、国内仮想通貨取引所の「Coincheck(コインチェック)」で、ネム(XEM)が外部から不正に出金されたとし、NEM財団の会長である、ロン・ウォン氏がこれについて以下のようにツイートをしました。

Lon Won(@2017lon)さんのTweet

「コインチェックがハッキングされたのは不運です。しかし、私たちが手助けできることはすべて尽力します。」

コインチェックが被害に遭ったとされるXEMの不正出金は総額で600億円以上と見られています。(26日21時現在)また、これに続いてJPY(日本円)含むすべての取り扱い通貨の入出金も一時停止、現在はオルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の売買取引も一時停止となっており、ユーザーの間では混乱や不満の声も散見されます。

今回、ロン・ウォン氏の手助けによって、盗まれたXEMが戻ってくれば、コインチェックも仮想通貨取引所として今後の活躍も考えられますが、信用を取り戻すのは難しいかもしれません。人気の取引所なだけに残念ですが、こればかりは仕方がないことでしょうか。一番の解決としては犯人が捕まることですが、今回のケースでは難しいかもしれません。

コインチェックの利用者の方々は大変な心配・不安をされていると思われますが、少しでも前向きに事が進むことを望みます。