ガンホー・オンライン・エンターテイメントから配信されているiOS/Android対応のパズルRPG「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」にて、2017年4月17日から4月23日まで開催されていたランキングダンジョン「神王妃・ヘラ杯」で不正アプリを使用したプレイヤーがいたことが発覚し、これに対して5月1日、運営に大きな影響を与えたとし、法的な対応を検討していることを明らかにしました。

今回使用された不正アプリですが、代表的なもので「パズコンボ」というものがあります。これを使用することで通常では困難なコンボプレイを簡単に行うことが可能ですが、以前からこのような行為は問題になることがあり、ネット上でも今回の件について、「パズコンをチートとか言ってるアホ」、「パズコンもう使ってないわ」、「サブ垢ではガンガン使ってる」、といった不正アプリを実際に使っているプレイヤーや「パズコンボマンって法的措置の可能性ある?」、「パズコンで」といった、法的対応を心配する声。「パズコンバーのせいでメンテか」といった今回の不正アプリの影響で緊急メンテナンスを実施されたため、ゲームがプレイできなくなり、がっかりする声も見られます。

さまざまな意見があり、賛否両論ですが、ゲームアプリをプレイする以上は運営の方針に従うのが大前提ではないでしょうか。不正アプリを使うことで、ランキング上位を取って嬉しいものかはさておき、多くのプレイヤーに迷惑を掛けたことは事実。運営は今回対象となったランキングダンジョンでのスタミナ消費量に応じ、各プレイヤーにゲーム内アイテム「魔法石」を配布してお詫びするとしています。現時点ではこの件で逮捕者は出ていませんが、ガンホーの法的対応によって、不正アプリを使っているプレイヤーも取り締まられる可能性もありますので、心当たりのある人は今すぐに不正アプリの使用を中止し、また、使用していない人はこれからも不正なしで安全にプレイしてほしいですね。

人気のパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』で、このようなことが起きたのは非常に残念でなりません。そもそもパズドラは育てたキャラクターの強さやパーティ編成の相性、パズルの腕を競い合うゲーム。今回のメンテナンス以降、同じことが起きないことを多くのプレイヤーたちも願っているのではないでしょうか。

参考:ガンホーゲームズお知らせ