消費者庁は4月21日、FREETEL SIM(フリーテル)の事業展開をしているプラスワン・マーケティング株式会社に対し、景品表示法に基づき措置命令を行いました。

対象となったのは同社が提供する「FREETEL SIM」が優良誤認表示をしているとし、通信速度やSIMの販売シェア数、LINEなど各種SNS合計5つのアプリを利用する際のデータ通信料が無料になるかのように同社ウェブサイト上で表示していた件です。

実際には、このような表示内容には資料などの裏付けがなく、また、アプリの一部はデータ通信利用料がかかっていたことに対し、消費者庁は再発防止をするよう求めました。

格安SIMは安く使えて、通信速度が早いものもあり、多くのスマホユーザーが利用していますが、SNSでは様々な声があり、「ユーザなのだが、これはイカンですな。きっちり締めてくれ」、「マンションの1室で会社やってたくらいの頃まで小さくなって」といった怒りの声や、「フリーテルはよかったよ。最初は」と擁護にもとれるような内容や、「フリーテルなにやってんねん」といった呆れた声もみられます。

中には「フリーテルと契約する方が悪い」といったユーザーには、なんとも言えないような意見まで…。

フリーテルは、今回の措置命令を厳粛に受け止め、信頼できる表示が保たれるように、再発防止に取り組むとのことです。

今回の件で誤表示がなくなるよう改善されて、フリーテルのサービスが向上していくことに期待したいですね。

参考:消費者庁ウェブサイト