Zaifとフィスコ仮想通貨取引所が以前から告知されていたサービス統合が完了したと報告した。
フィスコ仮想通貨取引所のユーザーは今後統合された「Zaif Exchange」を利用する形となり、フィスコ側の残高はZaif Exchangeへと移動される。新規登録に関しては未だ受付を再開していない。
今回のサービス統合により、フィスコ仮想通貨取引所での仮想通貨取引所サービスは利用できなくなるが、資産確認や取引履歴の確認のためにログインすることはできると説明されている。仮想通貨取引をしている者にとって気になる確定申告への対応のためと見られる。
年間取引報告書に関しては準備が出来次第フィスコ側からメールマガジンなどにより案内を行うと説明されている。
10日から開始されたメンテンナンスも12日に明け、現物取引、AirFXのサービスを再開している。サービス統合に向けて2018年より停止されているコイン積立といったサービスについては再開時期は明らかにされていない。
今回Zaifがフィスコとの統合に向けて動き出した要因の一つにZaifでのハッキング被害があったことを理解していく必要がある。その後システムは改善されたとしているが、取引所には未だにハッキングリスクが伴うため、仮想通貨を保有する立場としてはどこに保管しておくべきなのか、管理意識は今でも持っておかなければならない。
参考:Zaif