マネックスが今年中間期の株主優待として今までの株主優待に加え、仮想通貨ビットコインの進呈をすると発表した。

対象はマネックス証券の証券口座に3月31日の基準日に100株以上を預け、さらに1回以上取引がある株主となっており、ビットコインをもらうために同グループのコインチェックに口座を保有している株主を対象とする。株主には500円相当のBTCが贈られるとしている。

依然、投資家の中でも仮想通貨はリスクがあると見られており、投資に前向きな投資家でも仮想通貨にはまだ投資していないという人々も存在する。

しかし、最近の仮想通貨におけるルール作りや規制により、仮想通貨投資のリスクは投資プラットフォーム上ではかなり改善されたとみなされ、マネックス側としてもこれから仮想通貨は伸びると判断していることだろう。

先日、SBIホールディングスのグループ会社のモーニングスター社も株主に30XRPを贈呈することを発表したこともあり、証券会社やグループ会社を通して広がりを見せようとしている。

ビットコイン需要は年々加速しており、最近では通貨危機に見舞われている国の国民が資産の避難策として用いるケースが増えてきている。

お隣韓国においても深刻な経済状況に入ってきているとニュースで流れてきているが、仮想通貨取引には盛んな韓国でさらに仮想通貨保有の流れは加速することも考えられる。

ウォンの急落によりさらにビットコインなどの仮想通貨取引が盛んになり、日用品だけに限らず、海外への旅行客においても決済手段としてビットコインは認知、そして使われていく可能性も出てきている。

現在大きな下落をしているビットコインだが、今までも大きな変動がありつつもその都度市場に見合ったレートに回復やさらなる上昇を見せていることから、マネックスでのビットコイン進呈は仮想通貨取引に興味をそそるきっかけにも繋がっていくことだろう。