仮想通貨イオス(EOS)の発行元として知られているブロックチェーン企業であるBlock.oneのCEOブレンダン・ブルマー氏が今後20年でビットコインは価値の保存手段として金(ゴールド)に代わる存在になると発言した。
金は昔から貴重な存在として投資家にとって価値の保存手段として扱われてきたが、ビットコインの誕生によりこの考えも少しずつ変わりつつある。
ビットコインは新しい価値の保存の手段として注目され、この無形存在を“デジタル・ゴールド”と金に置き換えて発言している人も増えてきている。
金はビットコインのような投機的な商品でなく、産業用として利用されており、多くの電子機器に今でも使われ続けている。一方ビットコインは最新のテクノロジーであるブロックチェーンが関わっておりどちらが優れた価値の保存手段なのか比較されている。
ビットコインには大きく2つのメリットがあると言われ、それは利便性と希少性を兼ね備えている点だ。
ビットコインは無形資産であるために、簡単で迅速に世界中の人々と受け渡しを行う事ができ、総供給量は2,100万BTCに設定されるために、法定通貨のように人の判断により供給量を増加させる事が出来ないため希少性が保たれている。
この2つの要素がビットコインの価値や信頼を支えているため、人がコントロール出来ない設定がされていることから、ブルマー氏は将来性を先見的に見ていると言える。
新しいテクノロジーとしてビットコインは資産としてより多くの人々に見られていく事だろう。
参考:Smartereum