米国の大手仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)は25日、自社の取引プラットフォームであるCoinbase Proに仮想通貨XRP(リップル)を上場することを自社の公式ブログで発表した。

XRPの上場は段階的なプロセスをもって行われていく予定で、まずは1段階目として「Transfer only(入金のみ)」のプロセスが25日に開始された。

その名の通り顧客は入金することしか出来ないが、最短で12時間後には、取引を含むその他のサービスを開始していく予定であるという。

公式の発表によれば、プラットフォーム上でXRPの十分な供給が確立されれば、2段階目のプロセスである「Post only(指値注文可能、取引成立不可)」へと進み、順にXRP/USD、XRP/EUR、およびXRP/BTCといった取引ペアの提供が開始され、部分的に取引が開始されていく予定だ。

また、現在は米国(ニューヨーク州を除く)、英国、一部のEU加盟国、カナダ、シンガポール、オーストラリアのCoinbase Proの顧客がXRPにアクセスできるが、将来的には他の地域のサポートも追加される予定であるという。

その後は、第3段階のプロセスとして「Limit only(指値取引可能、成行注文不可)」へと進み、最低10分間はこの段階を経て、最終的には第4の段階である「Full trading(指値、成行、逆指値の全ての取引提供が開始)」へと移行される方針だ。

Coinbaseは公式ブログで、「私たちが顧客から受ける最も一般的な要求の1つは、私たちが提供するプラットフォーム上でより多くの資産を取引できることです。当社は、上場プロセスの条件により、長期にわたり当社の基準を満たすより多くの資産を支援していくことを見込んでいます。」と綴り、今後も様々な資産クラスへのアクセス提供を示唆した。

Coinbaseでは以前からXRPの上場が検討されていたが、XRPが有価証券である可能性が浮上していたため見送られていた。

しかし、米仮想通貨メディアCoindeskの報道によると、依然として規制当局によって機密扱いとはなっているが、すでにCoinbaseは同資産をサポートする準備はできていることが関係者によって明らかになっているという。

いずれにせよ、米政府の規制に準じた取引所であるCoinbaseがXRPの上場に踏み切ったという意思表示には大きな意味があるだろう。

参考:CoinDesk, Coinbase Blog