最近話題となっているDApps(分散型アプリケーション)だが、プラットフォームにおいてはイーサリアム(ETH)、イオス(EOS)、トロン(TRX)などがよく知られており、特にトロンはDAppsの普及を積極的にすすめている。
こういった流れの中、米国の格付機関であるWeiss Ratingsがカルダノ(ADA)が本格的に稼働すればDAppsの王者になる可能性があると見解を示した。
#Cardano hasn't fully launched yet, therefore, usage is low and there are no #dApps running on it. Once finished, we expect great things out of the protocol, quite possibly taking #EOS's place as the number one dApp platform. We are cautiously optimistic. #KingOfDapps
— Weiss Ratings (@WeissRatings) 2019年2月11日
同社は今年2月時点では、イオスは紛れもないDAppsの王者である事をツイートし、DAppsの普及についてこれからの仮想通貨市場に影響が出ることを示唆していた。
このツイートに関しユーザーからも興味がある話題として、実際のところカルダノがDAppsが立ちあげられているのかとの質問に対し、カルダノの発案者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、“まだ完成していないホテルに誰が宿泊しているか?”を尋ねるようなものだと言及した。
このコメントからDAppsに対して否定的な発言をしているわけでなく、あくまでも「完成していないホテル」との建築中の例えを使っており、今後DAppsの普及が加速していく可能性を感じることができる。
カルダノは、その将来性に関しては多くの人たちから期待されており、本格的に稼働するようになれば、DApps普及にも大きく貢献することだろう。また、より素晴らしいDAppsのプラットフォームが提供されれば、トロンやイオスといった競合も必死に食らいついて来ることだろう。
カルダノは、まだ日本に普及はされていないが、その将来性に投資家からは長期目線で保有する人々が世界的に増えてきている。
カルダノはまだ本格的ではないものの、カルダノ(ADA)を取り扱う仮想通貨取引所が世界的に増えてきており、さらに韓国ではADA Crypto Cardも普及しており徐々にではあるが存在感を現してきている。