数あるイーサリアムの分散型アプリケーション(Dapps)の中でも特に人気のゲームとして多くの人々にプレイされてきた「EtherGoo」がTRONのブロックチェーン上で「TronGoo」として新しくリリースするとTron Aecadeにより発表された。
これによりブロックチェーンゲームにてTRXがさらに使われるようになることからTRXに弾みがつく形となった。
トロンのCEOであるジャスティン・サン氏によれば、トロンの性能はイーサリアムの200倍高速になり、EOSに対しては100倍安くなったとアップデートの内容を語ったことから、実際にトロンが使いやすい環境が徐々に整い始めていることがわかる。
ブロックチェーンゲームにとっては処理速度が速いのと誰でも安く参加できることが好まれる事もあり、EtherGooの関係者もトロンの将来性を感じ移行したと考えられる。
ブロックチェーンゲームというと仮想通貨ETHを稼ぐことができる猫の育成ゲームとしてクリプトキティーズが有名だがEtherGooは1日のユーザ数を見れば、クリプトキティーズを上回っており、昨年4月時点ではクリプトキティーズの5倍のユーザ数を誇っていた。
TronGooのゲーム内容は至ってシンプルな内容となっており、ゲーム内通貨のGooを生産する研究員を増やすことと、他のユーザーと戦うための戦闘員を増やすこと、そして戦闘員を使って他のユーザーからGooを奪う事となっている。これにより集めたGooに応じ仮想通貨TRXを獲得していく。
ゲームプレイも簡単な操作で安心して仮想通貨を増やすことができるため、ブロックチェーンゲーム初心者が入りやすい環境となっている。
今後ユーザーにとっては快適なプラットフォームでのプレイを望まれているために、トロンはユーザーの思いを理解し、今後もアップデートし続けていくことだろう。
参考:blokt