Facebookのメッセンジャー事業部長であるDavid Marcus(デビッド・マーカス)氏が米仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」の取締役会に加わることを発表しました。
コインベースのCEOであるブライアン・アームストロング氏はブログの中で以下のように述べました。
「革新的でインパクトのある製品を市場に投入するというマーカス氏の展望と経験は、コインベースにとって非常に貴重です。支払いとモバイルスペースの知識は、世界中の人々にチャンスをもたらす真にオープンな金融システムを構築するという弊社の使命を達成する上での手助けとなります。」
マーカス氏の経歴はメッセンジャーの前にPaypalの部長も務めており、この経歴も活かしてもらいたいとの意向が伺えます。また、マーカス氏は以下のように述べました。
「私は2012年から仮想通貨に関わってきており、コインベースがこの新しい資産クラスへのアクセスを民主化する取り組みを目の当たりにしました。私は、コインベースの取り組みが、世界の人々の生活を大きく変える可能性を秘めていると確信しています。コインベースと、そのリーダーシップチームと協力してこのビジョンを実現させることを楽しみにしています。」
このような経歴のあるマーカス氏を取締役に任命することで、さらなる事業発展が期待できます。コインベースは米国で最も人気のある取引所のひとつです。これから、さまざまな仮想通貨を扱っていくと考えられており、今後の展開にも期待の声が高まっています。