米サンフランシスコに拠点を置くRipple(リップル)社の動向が注目されている。6日に行われた韓国ソウルでのリップル主催のミートアップでは、2018年の目標として、米国・メキシコ間での国境を越えた送金にXRPを実用することを掲げた。

先月にはCuallix社が米国からメキシコにXRapid(XRPを流動性ツールとして使うリップルのソリューション)を使用し、送金を行ったことが発表され話題となったが、来年にはxCurrent(即時国際送金の決済を可能にするリップルのソリューション)を使用し本格的に米国・メキシコの銀行間で実現させる方針とみられる。

仮想通貨を使い国際送金するにあたって、XRPのトランザクション性能が期待されている。送金速度が早いことや、手数料などコストの削減などがリップルの強みとして知られている。

具体的なプロジェクトの詳細については明らかではないが、国を越えた送金が実用化されれば、大々的に発表がされると思われるので期待したい。法律的な問題もあり、ハードルは決して低くはないが将来的にはXRPを使った送金が当たり前になっているかもしれない。

リップル社主催の大型カンファレンス「SWELL」の開催以降、多くの人々からXRPに関心が高まっている。国際的に多くの金融機関・大手企業がリップルのネットワークに参加し、国際送金の実現に向けて動いている。

日本ではSBI Ripple Asiaが内外為替一元化コンソーシアムを取りまとめており、メガバンク3行、ゆうちょ銀行など含む国内の銀行61行でRCクラウドの商用利用に向けて取り組みを進めており、また、アジア圏を中心にした国際送金のシェア拡大に向けても推進している。

7日現在、リップル(XRP)は23円前後を推移、先のビットコイン、ビットコインキャッシュの急騰に伴うアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)の下げ相場にも持ちこたえ、底を固めている。

中にはリップル社やリップル社の開発するシステムに対して“風説の流布”まがいの発言を行う方もいるが、そういった発言に対し告発があれば威力業務妨害により刑事罰の対象となる恐れもあるので真似をしないよう気を付けていただきたい。仮想通貨市場にとって害悪以外の何者でもない。

XRPに限った話でもないが、仮想通貨全般においてこれから投資を検討される際は“風説の流布”や“買い・売り煽り”などに惑わされないよう、ご自身が信用できる情報を元に判断頂くよう願いたい。

先日のソウルのミートアップに続き、11月10日(金)には東京でミートアップが行われる予定なので、ここでも何か新たな発表があるかもしれない。目標に向け一貫して活動し続けるリップル社、今後の動向から目が離せない。

参考:ETHEREUM WORLD NEWS