22日から続いているRipple(リップル)社の重大な発表を匂わせるカウントダウンのツイートに注目が集まっている。日本時間24日午前2時ころ、「1 vision for the future of payments takes center stage」、続けて「ペイメントの未来に対する1つのビジョンが舞台の中心に躍り出ます」と、日本語訳でツイートされた。

この内容に何故日本語なのか?と国内外問わずさまざまな憶測を呼んでいる。「おそらく日本人が日本語以外に弱いからか。」、「リップルの日本人コミュニティが発達しているからか。」、「以前から日本語でツイートしているし、たまたま日本語でツイートしているだけ。」、などといった声も散見されるが、このツイートの内容よりも注目したいのは3日間に渡る刺激的な内容とは何か?という点ではないだろうか。

最も期待されているのが、本日から3日間にかけて開催される、カンザスシティ連邦準備銀行が主催するFRBシンポジウムの内容。

今回のシンポジウムでは、FRBイエレン議長が講演する予定となっており、日銀総裁の黒田東彦氏やECB(欧州中央銀行)総裁のマリオ・ドラギ氏も出席する可能性も考えられており、ここでリップルに関する何かが発表されるのではと、XRP保有者の間では議論が飛び交っている。AlipayやKakaoBank、PayNowやSBI関連、中にはSWIFTとの提携まであり得るのではといった声もSNS上では見られる。

しかしながら過度の期待は禁物だ。仮に「舞台の中心」が「シンポジウム」であれば、XRPの価格が上昇すると予測されるが、現時点では限られた情報のみであくまで推測となっているが、ツイートの内容よりもこれからの発表の内容に期待が高まっている。

24日12時現在では1XRPあたり0.24ドル(約26.6円)と前日(24時間)比で11%ほどのマイナスとなっている。このところの高騰により、利確をしたい方は売りに出しているようだ。リップルがどのような刺激的な内容を発表するのか、方方では“波紋”を呼んでいる。