8月に入ってからというものNEMのニュースが絶えない。これらは仮想通貨のXEMにとっても好材料と考えられる。テックビューロが中部電力へプライベートブロックチェーンmijinの提供をしたことも話題となっているが、本日3日、テックビューロがICOソリューション「COMSA」を発表し、まずはこれのトークンエコノミーCOMSA(CMS)のトークンセールを開始することを明らかにした。期間は2017年10月2日14時から11月6日14時(JST)までとし、現在すでに事前登録を行っている。

肝心の内容だが、COMSAは仮想通貨の普及に向けて、ひとつの課題となっている企業経済とパブリックブロックチェーンを繋ぐことを目的としたプロジェクト。これから企業が利用していくことになるネムやビットコイン、イーサリアムなどのパブリックブロックチェーンとmijinのプライベートブロックチェーンの介在となりえる。

また、これが実現されれば、企業とユーザー間とのやり取りもスムーズになり、企業の提供するサービスを仮想通貨市場でも拡大できるのではないかと考えられる。これを前提の上で、仮想通貨市場を拡充していくことも見込め、非中央集権型のメリットを活かしたプロジェクトとして、方方では期待の声も見られる。

さらに今回のCOMSAのICOに続き、年内には株式会社プレミアムウォーターホールディングスと株式会社CAMPFIREのICOも予定されている。

ネム(XEM)は3日13時現在、1XEM/0.23USD(約25.6円)ほどを推移しており、前日(24時間)比で17.22%のプラスと本日も堅調だ。(CoinMarketCapの統計より)今後の相場動向にも注目していきたい。

ICOやトークンセールなどと聞くと、思わず身構えてしまう方も少なくないが、今回のCOMSAのプロジェクトにより、国内でのICOに対する認識も明るくなってくるのではないだろうか。

登録は以下のリンク先からできるが、参加の際にはしっかりとホワイトペーパーを読み込んだ上で事前知識を持って自己判断で願いたい。

参考:COMSA