意外と知られていないのですが、法令により昨年2016年から銀行にマイナンバー(個人番号)の登録をしておかないと海外送金・入金ができなくなっています。銀行以外にもウエスタンユニオンなどの海外送金を行っている金融機関もマイナンバーが必要とのことです。

まだ一部の銀行では送金が可能ですが、2018年以降はマイナンバーの登録確認を行わないと、海外送金・入金ができなくなります。マイナンバーなど個人情報をいちいち登録したり、海外渡航先でマイナンバーカードを持ち歩くのも面倒ですよね。これを解消するのが仮想通貨ビットコイン(BTC)です。

難しく考える人やビットコインは怪しいという人もいますが、そんなことはありません。ビットコインを利用して海外送金をする方法は非常に簡単です。日本にはビットコイン取引所がいくつかあります。ビットコイン取引所は、マイナンバーを持っていなくても登録が可能です。

基本的に仮想通貨を用いて海外送金する際の流れは『A国の銀行→A国の仮想通貨取引所→B国の仮想通貨取引所→B国の銀行』となります。

アメリカやEU、オーストラリアといった主要国であれば、現地に仮想通貨取引所があります。これらの取引所を利用してビットコインで送金すればマイナンバーがなくてもすぐに送金できます。しかし、仮想通貨取引所によっては、取引額に応じて本人確認が必要です。大きな金額の取引をする場合には、あらかじめ運転免許証やパスポートなどの提出は必要です。

通常の海外送金は銀行間で行います。手数料は各銀行によって異なりますが、安くても手数料が約2,000円ほどはかかります。また、レートの確定などにより反映にかかる時間も長く、すぐ送金することができませんでした。

例として、日本から米国の銀行へ10万円送金する場合は、手数料として3,750~5,500円ほど、反映時間は1~2週間かかります。日本から米国のネット銀行へ10万円送金する場合でも手数料2,500~5,000円ほど、反映時間は少し早くなるものの3~5日間はかかります。

このように、通常の海外送金は手数料の高さと、なにより時間がかかるというのがデメリットでしたが、ビットコインであればこれを解消してくれます。

日本から米国へ10万円相当のビットコインを送金する場合は手数料は約10円程度(取引所やレートによって異なります)、反映時間も10分から遅くても1時間ほどで送金できます。ビットコインを利用すれば、マイナンバー不要で利用できる以外にも手数料や時間をかけずに海外送金ができますので、大きなメリットではないでしょうか。

今までマイナンバーの登録が必要なかった銀行も2018年からは必須となります。海外へ送金する機会が多い方は、ビットコインを使った送金が便利ではないでしょうか。