米サウスカロライナ州で16歳の男性が高校の授業中に死亡した事故で、検死の結果、短時間でカフェインを大量摂取したことで心臓に負担がかかり、不整脈を起こした可能性があると発表しました。

健康状態には問題なかった

亡くなった男性は4月26日12時30分ころ、某ファストフード店でカフェラテを飲み、その後2時間以内にカフェインを含有している炭酸飲料とエナジードリンクそれぞれ1本を飲んだのち、14時30分ころに倒れたとのことです。検死の結果、生前この男性の心臓に問題はなく、薬物やアルコールなども使用していなく、ごく健康状態であったことが分かりました。

ネットでも様々な意見が

エナジードリンクなどは、眠気覚ましや集中力を高める効果があるとし、仕事や勉強に欠かせないという人も少なくありません。この死亡事故についてネット上でも注目が集まっており、「カフェインで人って死ぬもんなのか」、「やっぱコーヒー飲みすぎヤバいな」、「やべえ、今日エナジー2本も飲んじまった」といったカフェインの危険性に驚く声や、「アメリカのほうが成分が強めらしい」、「アメリカじゃカフェイン濃いの普通に売ってるらしい」、「エナジーとか日本のは大したことないでしょ」、「日本のエナジードリンクはしょぼいからたくさん飲んでも平気」といった、米国の飲料と日本国内で販売されているものはカフェインの含有量が違うといった声も見られます。

確かに、一本あたりに含まれるカフェインの量が異なっていても、飲む本数が増えれば、結果的に摂取する量も増えるので、何本も立て続けにカフェインが含まれる飲料を飲むのは注意が必要です。米食品医薬品局によると、健康な成人の場合、1日に400ミリグラムまでのカフェイン摂取であれば、健康を害することはないとのことです。普段からコーヒーを飲む習慣のある人や、毎朝のエナジードリンクが欠かせないという人は、これを参考にご注意ください。

カフェインの管理にアプリを

そこで、どうしてもカフェインを摂りすぎてしまうという人には、カフェインの摂取量を管理できるアプリ『Caffeine Counter』をオススメします。『Caffeine Counter』は、どれだけのカフェインを摂取したか、毎月のチャートで表示したり、摂取制限量を設定して、安全な範囲のカフェイン量を確認することができます。受験勉強や深夜労働などに欠かせないと、人気のエナジードリンクですが、摂取する量を間違えなければ安全ですので、こういったアプリで自身の健康管理をしてみてはいかがでしょうか。

Caffeine Counter Free(GooglePlay)