4月27日、地震調査委員会は、日本国内で今後30年以内に大きな地震が発生する確率を表した「全国地震動予測地図2017年版」を発表しました。2016年に発表した地図と同じく、特に太平洋側での地震の発生が高い確率になっています。

今後30年というと、期間の特定が難しく、毎日毎日地震の事だけを考えて警戒しているわけにもいきませんよね。そこで、気になったときに気になる地点(日本国内)の地震発生の予測結果を地図として表示してくれるアプリ『J-SHIS』をスマホに入れておくことをオススメします。

このアプリ『J-SHIS』(外部サイトに移動します)はNIED「防災科学技術研究所」が無料で提供しているiOS/Android対応のアプリで、将来地震が発生するおそれがある地域の予測や、GPSの位置情報をもとに現在地周辺の地図表示まで対応しています。

日本国内の主要活断層や地震ハザードカルテも見ることができるので、この地域はこういう活断層になっているのか、といった地震についての知識も身に付きます。防災意識のひとつとして、今後地震が発生するおそれのある地域を確認しておくことは大事なことではないでしょうか。

参考:地震調査研究推進本部