Facebookは2017年4月19日(米現地時間)、開発者向けのイベント「F8」にて、脳から出る信号を元にタイピングができる技術の開発に取り組んでいることを発表しました。

脳からの信号を読み取り、1分間に100語のタイピングを実現する技術を目標としているとのことです。これは一般的にスマホに文字入力する5倍の速さだということですから、うまく実用されれば便利ですね。

ネット上では「インターネットにつないだら思考するだけで語り合える時代がくるのか。」といった声や、「サトラレか」、「サトラレ思い出すね」、「同時に煩悩を抑制する技術も必要」といった意見もあがっていますが、その心配はないようです。

Facebookによると、思考を解読しようというものではないとし、例として、多くの写真を撮影したとき、その中の何枚かを友人とシェアし、頭の中では他のことを考えていても、その中でシェアしたい部分の思考だけを文字にするといいます。これを、外科手術でチップの埋め込みなどをしないでも、着用式のセンサーでの提供可能を目指しているとのことです。

この他にも、肌から直接音声を認識できる計画も進めていて、そのために必要なハードとソフトのシステム開発もしているようです。

実現されれば、タイピングが5倍の速さになるというのは魅力的ですネ。

参考:Facebookニュースルーム