スイスの高級時計メーカー、「タグ・ホイヤー」がIntelとGoogle共同で開発した時計「TAG Heuer Connected Modular 45」を、2017年3月14日にスイスのブルンネンと米カリフォルニアのサンフランシスコにて「第2世代のコネクテッド ウォッチ」として発表した。

多彩な機能を実装

このスマートウォッチは、「50メートル防水」、「GPS」、「NFCセンサー」から、高解像度の「AMOLED画面」が備わっており、多くの種類から選べて自由なカスタマイズが可能なタグ・ホイヤーの文字盤も用意されている。材質はチタン、セラミックやピンクゴールドなど、品質の高い素材を使用し、ディテールにもこだわっている。Googleの「Android Wear 2.0」との連携により、コンパニオンアプリがユーザーのソフトウェア体験を上げ、関心の高い人々や情報とつながりを持つことができる。

機械式に切り替えも可能

また、「3針のキャリバー5」や「トゥールビヨン」といった機械式ムーブメントを別途購入すれば、気分や機会によってコネクテッドウォッチから機械式時計に簡単に変更することができる。これは従来のスイス時計にはなかった画期的な機能ではないだろうか。タッチスクリーンはサファイアクリスタル製でできている。4GBの容量メモリ搭載、リチウムバッテリー内蔵、防水小型マイクも実装しているので、グーグルアシスタントにより時計と意思を疎通することもできる。対応するOSはiOS 9以上、Androidは4.3以上。日本での販売価格は175,000円(税別)。

参考:タグ・ホイヤー