スイス最大の銀行であるUBSが火曜日、ブルームバーグとのインタビューでUBSのクライアントが暗号通貨に対してFOMOを抱いていると語った。

多くの投資銀行が暗号通貨へのサービスを提供してきているなか、UBSがウェルス・マネジメントをどのように提供しているか尋ねられると、「クライアントは様々な代替案を検討している」とRalph Hamers CEOが答え、「クライアントは暗号通貨について問い合わせしてきており、FOMOを抱いている」と付け加えた。

Hamers氏はボラティリティについて正直に注意してアドバイスし、積極的に暗号通貨の提供はしていないと説明し、暗号自体まだテストされていない資産カテゴリであると感じていると述べた。

また、Hamers氏自身は暗号通貨に対してFOMOを抱いていないと強調し、その理由について自身に確固たるビジョンがあり、そこにフォーカスしているからだと述べ、彼がCEOとして培ってきた考えとして「クライアントのために」何をするかであると語った。

UBSはかねてより暗号通貨にFOMOを抱くクライアントにリスクを避け、安定した資産でポートフォリオを構築するようアドバイスをしてきている。また、UBSのアナリストによれば規制当局は暗号通貨を取り締まることもできると警告をしている。