米国コインシード社の運営する仮想通貨取引プラットフォームが投資詐欺を行っている疑いとして、ニューヨーク州司法長官と米国証券取引委員会(SEC)がコインシード社の2名を起訴した。
ニューヨーク州検事総長レティシア・ジェームズ氏は水曜日、仮想通貨取引プラットフォームを閉鎖するための法的措置を取った。規制当局の発表によればコインシードの仮想通貨取引プラットフォームは投資家数千人から違法に100万ドル以上をだまし取ったとしている。
起訴されたのはコインシード社の創設者兼CEOであるDelgerdalai Davaasambuu、とCFOのSukhbat Lkhagvadorjの2名で、ジェームズ司法長官は詐欺プラットフォームの停止と搾取された投資形へ資金を取り戻すことを求めた。
司法当局からの発表では、コインシードは彼らの専門的経験や経営陣の役割について虚偽の主張で投資家を誘惑し、未登録の証券提供で資金を調達するなど、多くの証券取引法と商品登録法を故意に無視したとしている。
対象となるトークンセールは2017年12月から2018年5月に行われていたとされており、問題のあるICOが多く行われていた時期とも重なる。