2月10日水曜日、フランダース教育相のベン・ウェイツ氏のTwitterアカウントがハッカーにより乗っ取られた数時間後、続いて連邦エネルギー相ティン・ファン・デル・ストリーテン氏のTwitterアカウントもハッキングされたことが明らかになった。
ハッキングされたウェイツ氏のTwitterアカウントからは「I love acid (not the drug).」(私は酸が好きだ(麻薬ではない))など奇妙なメッセージが投稿され、ストリーテン氏のアカウントはEthereum財団のアカウントのように装われ、Ethereumギブアウェイ詐欺に利用された。
アカウントハッキングの侵入経路は未だ不明となっているが、全てのパスワードは更新されアカウントへのアクセスは復旧していることが報告されている。
2020年7月にはTwitter側のセキュリティインシデントにより大規模なアカウントハック及びギブアウェイ詐欺が発生したが、ハッキング経路はユーザーサイドでのパスワードの漏洩や信用の不透明なアプリケーションへの権限の認可など様々なケースが考えられるため、SNS全入時代とも言える昨今には、自身のアカウントの保護に一層関心を寄せる必要があるだろう。