資産管理会社Skybridge Capital(スカイブリッジ)が、スカイブリッジビットコインファンドと呼ばれるビットコインファンドを立ち上げることが明らかとなった。11月中旬に米国証券取引委員会(SEC)へとスカイブリッジが登録したことでビットコインなどの仮想通貨に投資する可能性は指摘されていたが、今月21日になってSECに対してフォームDを提出したことでファンド立ち上げが判明した。

スカイブリッジは米トランプ政権下でホワイトハウスの広報部長にも指名されたアンソニー・スカラムーチ氏の起業したオルタナティブ投資会社である。今回提出されたフォームDによれば5万ドル以上を購入できる富裕層向けのファンド立ち上げとなる。

スカラムーチ氏はホワイトハウスの広報部長として指名されていた頃から仮想通貨のファンであることを表明しており、それが口約束ではなく本気であったことを示す行動となった。

また2019年10月に行われたアメリカのテック系投資家Anthony Pompliano氏との対談では秘密裏に価値を交換できるメカニズムについて評価をしており、ブロックチェーンがより緊密になり、より改革され、より安全になっていくだろうと付け加えた。