ビットコインアナリストのトーマス・ヘラー氏は27日、ここ数日でビットコインマイニングのハッシュレートが低下していることを指摘した。

Twitter上でのフォロワーとのやり取りでは7日間平均で132.86EH/sだったハッシュレートが1日平均で112.89EH/sまで落ちており、マイニングプールのトップ10を見たときに下がっている22EH/sと合致することが示された。

この下落の原因としてヘラー氏は中国四川省で雨季があけたことを挙げている。四川省はビットコインマイニングの一大拠点と知られ、雨季の豊富な雨量から水力発電で得られる電力を安価に利用できることから、マイニングプールも多く拠点を構えている。

ビットコインマイニングの難易度調整は直近のハッシュレートから約10分ごとに1ブロックが生成されることを期待されるように動的に調整されるため、大幅な難易度軽減が期待されるとヘラー氏も指摘している。

参考:Thomas Heller(twitter)