シカゴマーカンタイル取引所(CME)におけるビットコインオプションの未決済建玉が5月上旬から6月上旬にかけて約10倍に増加していることが米ニュースメディアcoindeskによって報告されている。5月11日に3500万ドルだった未決済建玉が6月11日には3億7300万ドルとなっている。

CMEにおけるビットコインオプション市場の大幅な成長は商品に対する機関投資家の関心の高まりを示しているが、CME広報担当によれば追加で仮想通貨商品を導入する計画はないという。

また、CMEがビットコインデリバティブで利益を得ているのはオプション市場のみではなく5月にはビットコイン先物も大きな成長を遂げている。

CMEは現在LedgerX, OKExを抑えDerbitに次ぐ業界2位の位置につけ、ビットコインオプション市場の20%以上を占めている。

参考:coindesk