ウイルス対策ソフト「McAfee」を手掛けるMcAfee Associates創業者であるジョン・マカフィー氏がかねてより発言していたビットコインに関する強気な発言を「ユーモア」であったとしてTwitter上で取り下げた。
マカフィー氏は2017年に「2020年までにビットコインは100万ドルになる」と予測を展開していたが、2020年になった現在、当時の発言が冗談であったと明かした。
ツイートではビットコインのことを「最も不自由な暗号技術である」と揶揄し、2017年当時のツイートは「ホエールファッキングがサーフィンに取って代わるウォータースポーツになる」といった明らかなジョークツイートと同じ日に投稿したことを強調し、100万ドル発言を未だに信じている人々に対し「目を覚ませ」と投げかけた。
これに対してユーザー達からは「あなたの言うことはもう信用しない。」「ジョン、あなたがしたのはジョークなどではない。間違いを認めても大丈夫。」「反対に100万ドル達成した場合はあなたをどう評価するべきだろうか。」などといった反応が出ている。
一方で2018年11月になってその発言に関して振り返った際にも取り下げていないことから、改めて2020年になって旗色が悪くなったための方針転換であるという見方もされている。
マカフィー氏といえばかつて滞在地のベリーズでは関係性が悪化していた隣人の殺害容疑が掛けられたり、飼い犬に対して毒をもられることを恐れた結果、自身の手で射殺するなど奇行による悪目立ちの絶えない人物でもある。