ドイツの4つの銀行、DekaBank、dwpbank、DZ Bank、およびHelabaが、新しいブロックチェーンのプラットフォームを通じて、一種のローン契約とされる約束手形を無事に発行したことが明らかになった。21日、同グループが発表した。

同グループは取引を完成させるにあたり、「Finledger」という独自の台帳を使用。これにより、銀行は債務の発行と管理を完全に始動化することが可能となる。4つのうちの1社のHelaba銀行によると、同プラットフォームはノート発行に伴うステップを50%以上も削減できているという。

銀行は貸し手が書類を持ったり借り手が貴重品を送ったりする必要性を排除するだけでなく、プロセスに伴うリスクやコスト削減にも役立つことになる。

現在はドイツの4つの銀行のみだが、今後は業界全体に指揮者を投入する計画もある。DZ Bankのオペレーション責任者であるPeter Tenbohlen氏は、次のように付け加えた。

「世界のデジタル化が進むにつれて、デジタルサービスに対する顧客の需要は大幅に増加しました。4つの銀行の専門知識を結集したおかげで、取引取引を完全に自動処理することができる新しいプラットフォームを提示することが可能となりました。」

フランクフルトのドイツの都市で最も著名な銀行の1つであるHelabaは、最近分散台帳技術ベースの貿易金融ネットワークのMarco Poloに加わった。

今月初めには、3つのグローバル銀行がFinastraのR3 Cordaブロックチェーンベースのシンジケートローンプラットフォームに参加した。

これにより、金融機関はクレジット契約や未払い残高などの記録を即座に共有することが可能となった。

参考:Helaba