イギリスのマンチェスターに本社を構えるBlockRocket(ブロックロケット)がイーサリアムのブロックチェーン上で動作するデジタルトレーディングカードゲーム「Nifty Football(ニフティ・フットボール)」をリリースした。
このDAppsによってサッカー選手がデザインされたカードを購入、さらに収集して販売することができる。
ニフティ・フットボールはイーサリアムのブロックチェーン技術をベースにしたDAppsゲームであり、猫のキャラクターを育成・取引できる人気ゲームの「クリプトキティーズ」でも採用されているトークン規格ERC-721を採用している。
この規格はNFT(Non-Funglible-Token)と呼ばれており、それぞれが独自の価値を持っていて代替できないトークンとして知られている。
そのため、カード1枚ごとに異なる特徴を持っていることから、カードそれぞれにプレイヤーの国籍やユニフォーム、サッカーシューズ、スキルなどといった特徴やレア度を持っている。
世界中にサッカーファンが多いこともあり、eスポーツ市場やDAppsの利用拡大も進んでいる事から、この手のブロックチェーンカードゲームは増えていく事だろう。
さらに取引プラットフォームとしてOpenSeaにてオークションもできることから認知度が拡大すれば市場はさらに活性されていくだろう。
同ゲームには現在レギュラーとエリートの2種類のパックがすでにETHにて購入可能となっており、最初の1,000枚はレア度の高い「ジェネシス・カード」と呼ばれ、2度と現れないステータスを含んでいる。
そのためプレミア感が出ることから、クリプトキティーズのような高額な取引がされていく可能性もある。
同ゲームでは今後数ケ月で様々なゲーム機能を新たに追加する予定としており、カードコレクターにとってはとても期待感のあるゲームとなる可能性がある。ブロックチェーンカードゲームの市場にも注目していきたい。
参考:BTCMANAGER