大手仮想通貨取引所のHuobi Globalが、リップル(XRP)の先物取引を近日中に開始する予定をしていることがわかった。26日、海外仮想通貨メディアのCrypto Briefingが伝えた。
XRP先物取引が商品化されることによって多くの機関投資家を市場参入が期待できる。将来的にはXRP以外の暗号資産も随時追加していくことを予定しているという。
Huobiの顧問弁護士であるJosh Goodbody氏はCrypto Briefingに対し、「XRP先物取引を近いうち取り扱おうと思っている。」「Huobiの先物取引サービスであるHuobiデリバティブマーケットで2019年より多くの仮想通貨を追加していく予定である。」とコメントした。
現在のところHoubiデリバティブマーケットでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イオス(EOS)、ライトコイン(LTC)の4通貨を取り扱っている。
さらにGoodbody氏によれば今後新しい通貨をリストアップするまでに期間がさらに短くなる可能性があるともコメントしている。
ライトコインを同マーケットに追加した理由として、時価総額ランキングにて一貫してトップ10にランクインされているからと説明している事から、今後ビットコインキャッシュやトロン、エイダコインなども加えられる可能性がある。
Huobiは世界最大規模の仮想通貨取引所である事から、本格的に先物取引が開始されれば、暗号資産市場はさらに大きく成長すると考えられる。
2017年に起きた仮想通貨相場の上昇から2018年は急激な下落を見せた市場であったが、ひと段落をし各国の規制やルール作りがある程度整ったことから、今後は安定的な成長が見込まれるとして投資家は再度投資機会の準備を整えている。
そのような流れの中、HuobiがXRP先物取引をいち早く始めることで新たなマーケットの活性化が見込まれ、価格も上昇してくることも期待される。