銀行と言うと大きな店舗を構えていることを想像するが、今後銀行の形も大きく変わってくるかもしれない流れが中国で見られている。

中国大手保険の中国平安保険グループ傘下である平安銀行が、ブロックチェーンやIoTを活用しブティック型銀行を立ち上げる計画をしているという。人民網によって伝えられている。

具体的にブティック型銀行では、平安グループが持つ技術的なスキルと包括的な財務能力を活かして、同銀行のサプライ・チェーン債権サービス・プラットフォームであるSASを通じ、企業に統合金融サービスを提供していくという。

まずは企業向けにブティック型銀行を展開していく模様を示している。平安銀行にしてみれば、既存の銀行のスリム化、コスト削減、システムの効率化が図れるなどメリットも大きいと言えるだろう。

今後、銀行に対し人々が持つライフプランなどを踏み込んで話し合うのが通常となることも考えられるため、お金だけの金融機関は今後縮小していくことだろう。

参考:人民網